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シンガポール留学

【留学準備】英語力をあげるためにしたこと

留学先のシンガポールの学校 UWCSEA が始まるのは8月だったため、日本の私立の中学校を3月に卒業してから、5ヶ月間も自由な時間があった。今回は、その間に留学準備としてどうやって英語力をあげようとしていたかについて書こうと思う。

留学前の私の英語力

私立の中学校の英語の授業に加え、中1のときは英会話のCOCO塾、中2からは地元の個人塾で英語を習っていた私は、中1で英検3級、中2で準2級をとって、中3のときに2級の1次試験は合格したが2次の面接の日がシンガポールの学校見学にかぶっていて受けられず、高1の6月に準1級を受けたが合格まで35点足りないという具合の英語レベルだった。

シンガポールの高校受験 現地でのAssessments (査定)についての記事でも書いたように、英語の試験、他の志願者や先生、在校生とのコミュニケーションを通して自分の英語力のなさを痛感した私は、UWCSEAから合格通知をもらえる自信はあまりなかった。実際、3月30日までに受験結果は知らされるはずだったのだが、その日までに連絡は来ず、翌日の31日に両親宛で「私に入学許可を与えるのは正しい判断だと思うか」という内容のメールが届いた。

そのメールの内容を少し抜粋すると

The problem – the big question – is her level of English. During her visit, she was the first to admit that she did find it difficult as she could not speak as much as she would have liked to and there was quite a lot that she did not understand.
問題は、彼女(私)の英語力です。学校訪問の間、彼女は思うように話すことができず理解できないこともたくさんあったため、英語での意思疎通が難しいことを彼女が一番よく感じていたと思います。

I have spoken to our Head of EAL and with a member of our Boarding staff. They both agree that “my name” would find it very challenging for the first six months or so with her current level of English but with care and guidance, she could also really grow.  Her academics might suffer a little as she came to terms with the language demands but the Foundation IB Course is exactly that – a Foundation. 
私(このメールをくれた先生)はEAL(外国語としての英語)を教える先生の代表と寮の先生と話しました。どちらも、現在の英語レベルでは最初の約6ヶ月は非常に難しいと感じるが、ケアとガイダンス(助け)があれば大いに成長する可能性もあるだろうということで一致しています。求められる英語力の壁にぶつかることで、彼女の成績は少し落ちるかもしれませんが、Foundation IB Course(国際バカロレア準備コース)は準備期間であり、それ以上でも以下でもないです。

The point of this letter, then, is to ask your honest opinion: do you think it is right that we offer “my name” a place in August? Do you think she has the character and the motivation to work through the difficult first few months? It is a risk and she could be unhappy. But she could blossom. 
この手紙の目的は、あなたの率直な意見を伺うことです。私たちが彼女に8月からの入学許可を出すことが正しいと思いますか?彼女は、最初の数ヶ月間の困難な状況を乗り越えられる性格とモチベーションを持っていると思いますか?彼女が不幸になるかもしれないという危険も伴います。しかしまた、彼女が成功する可能性もあります。

One thing is for certain: if we did feel that she deserved the chance to come in August, then we would certainly recommend an intensive English course in Japan between now and August and that you, as her parents, agree in advance that she would take up any support we offer when she is here. 
確かなことが一つだけあります。もし彼女が8月にUWCSEAに来るべきだと私たちが感じた場合、今から8月までの間に日本で徹底的に英語の勉強をすることをお勧めします。そして、彼女がUWCSEAに来た際、私たちが提供するどんなサポートも受けることに、彼女のご両親として予め同意していただきたいと思います。

このメールの内容からもわかるように、私の当時の英語力だと全て英語での学校生活と寮生活は相当きついものになると留学先の学校の先生たちは考えて私の両親に意見を求めたわけだが、他の志願者よりも英語での問題を抱える確率が圧倒的に高いにもかかわらず、私を選んでくれようとしている姿勢が文面から伝わってきて本当に嬉しかった。留学するからには英語力を上げないといけないことはわかっていたし、UWCSEA以外の学校の受験もしていなかったため、もちろん、8月からUWCSEAで学びたいと返信した。

英語力を上げるためにしたこと

英会話

留学をすることを決めた中3の2月から、8月にシンガポールに行くまでの半年間は、DMM英会話をほぼ毎日、中学卒業後は1日に3回していた。1レッスン25分間で、家に居ながら安値で好きな時間に外国人から英語の指導を受けられることがポイントだと思う。ネイティブのような英語を話すことよりも、英語でのコミュニケーション力の向上を目的としていた私はスタンダードプランを選んでいた。そもそも留学先のシンガポールはネイティブの国ではないし、訛りのある英語に触れて理解できるようになっておくことも大事だと考えていた。
初めたばかりの頃は英語で会話ができることを重視していたので、フリートークをして自己紹介の仕方や雑談スキルを練習していたと思う。英語でのコミュニケーションに慣れてきてからは、DMMのオリジナル教材を使って苦手な文法語彙などの基礎を固めた後に、ニュースの記事不思議の国のアリスを読んだりしていた。ニュースや文学には知らない単語や難しい表現方法もよく使われていたため、授業前に30分ほど予習しておくことが多かった。なのでレッスン自体は25分でも、1つの授業内容に1時間ほど費やしていたと思う。
手軽に始められるDMM英会話は、教材も豊富で先生も素敵な方が多かったし、何より楽しくて英語で会話をすることに対する抵抗は本当に減った。

また、UWCSEAへの入学が決まってから7月末までの4ヶ月ほどは、対面のマンツーマンレッスンをNOVAで受けていた。NOVAに決める前にAEON(イーオン)にも体験レッスンを受けに行ったが可もなく不可もなくという感想であまりピンとこなかった。NOVAのほうが目標のレベルに合わせて授業内容を組んでくれたし、何より受付の人と英語の先生がとても感じのいい方だった。

英語の試験問題

海外では英検のスコアは通じないがTOEFLは重要という噂を聞いたので、通っていた個人塾では主にTOEFLの試験用の問題集を解いていた。

TOEFL book
超基礎からのTOEFLテスト入門

単語帳はTOEFL TEST必修英単語2500 (東進ブックス)を使っていて、類義語や品詞別の意味なども書き込んだりもしていた。単語の意味だけでなく用法や発音の仕方も知っておかないと実際のコミュニケーションで使えないので、自分で例文を作って口に出して読んだりもしていた。

英語の慣用句(イディオム)のフラッシュカードも作ったりしていた。意味を書くときは日本語ではなく英語で書いて、その説明に使われているわからない英単語にだけ小さく和訳を書き、できる限り英語で理解しようとしていた。

英語で書かれた数学の問題集

11月に一度シンガポールを訪れた際に買った、IB(国際バカロレア)のスタンダードレベルの数学の問題集も解いた。わからない問題は、英語でも通っていた個人塾の数学の授業で聞いたり、インターネットで調べたりしていた。

それ以外には、好きな英語の曲(確かカーペンターズなど)を訳したり、英語の本(くまのプーさん)を読んだり、好きな英語の映画(メリー・ポピンズなど)を観たり、英語に楽しく触れられる機会を増やしていた。

結果的に、中学卒業直後から比べると、英語でコミュニケーションをとることに対する抵抗はほぼなくなって、留学当初はとにかくルームメイトやクラスメイトや先生にわからないことを質問して乗り切っていた。高校受験時のように何を言っているかさっぱりわからないことはなかったが、授業中に先生の説明していることや休み時間にみんなが話していることが理解できないことは多々あって、クラスの中で私が一番英語力がないことは自分で感じていたし、傍から見ても一目瞭然だったと思う。でも、ルームメイトもクラスメイトも先生も本当に優しくていつも助けてくれて、留学の決断が正しかったかどうか悩んだことはあったものの、辞めて日本に帰りたいと思ったことは一度もなかった。

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